- 10月
- 2024年11月
みなさんこんにちは。ぐずぐずした空模様がまだまだ続いていて、今ひとつ元気がでないとむです。早く梅雨開けしないものでしょうか…。
それでは前回に引き続き、今回もボードゲームについて紹介していきたいと思います。
今回は実際にどんなものがあるのか / 個人的なオススメのゲームについてご紹介していきます。早速みていきましょう〜。
1. 死ぬまでにピラミッド / オインクゲームズ
こちらはオインクゲームズより発売している「死ぬまでにピラミッド」というゲームです。裏表使って計8カ国語で説明書が付属していて良心的です。
ここは古代エジプト。王は何人かの建築家を呼び出し、命じました。
「わしの墓をつくれ。もっとも巨大な墓をつくったものに褒美を与える。ただしわしが死ぬときまでに完成できなければその場で死刑だ」
さあ大変。みごと誰よりも大きな墓を完成させれば、富と名声はあなたのもの。しかし欲張りすぎて完成が遅れれば殺されてしまいます。
あなたは王の死期を敏感に察し、他の建築家を上回る巨大な墓をつくりあげることができるでしょうか。
ダイスをふって出たピースを使ってピラミッドを建造する、パズルと駆け引きが組み合わさった新しいテーブルゲームです。
こちらがこのゲームの導入ストーリーです。ボードゲームには、このようにストーリーや背景設定が存在しているものが多く、これが楽しむポイントの1つでもあります。そして、プレイヤーはできるだけその設定を汲み取り、世界観に入り込むようにすることでさらにゲームを深く楽しむことができるのです。
さて簡単にルールの説明をします。導入にもあるように、王様には寿命がありいつかは死んでしまいます。それまでに、永遠に眠るための墓=ピラミッドを誰よりも立派に完成させることがこのゲームの目的です。
上の画像の中に、木製ダイスと色の付いた厚紙パーツがあるのですが、この厚紙パーツがピラミッドを作るための資材となります。この資材をターンごとに獲得していって、ピラミッドの完成を目指します。
赤い正方形のパーツが5つ左上に配置してあのですが、この赤い正方形が王様の命のリミットです。既に下に組んでいるピラミッドに1つ使われているため、上の画像では残り5個なくなったら王様が死んでしまうということになります。それはすなわち、ゲーム終了の合図でもあります。
このダイスをターンに1回、プレイヤーの中から誰か一人がすべて振り(その後のターンからは時計回り)、出たダイスの中から好きなものを順に1つずつ獲得していきます。そして、ダイスに刻印されたマークに対応した資材を資材エリアから獲得していきます。
獲得した資材を組み合わせていき、ピラミッドを完成させます。その時、もし赤いダイスが沢山出てしまうと一気にゲームが終了に近づいてしまうので、王様の寿命が長いゲームもあれば短命なゲームもあります。
このゲームは、どこまで自分のピラミッドを大きく拡張させるかがキモになってきます。実際はピラミッドの成立条件があったりするので、ピラミッドが完成しないままゲームが終了してしまうことが度々あります。
なかなか思い通りうまくいかないことが多いのですが、チキンプレイでさっさと小さいピラミッドを完成させると点数が低くなってしまい、いずれかの対戦相手が自分よりもっと大きなピラミッドを完成させていると負けてしまいます。このあたりはやってみないと分からない部分なのですが、はらはらどきどきするのでぜひ遊んでみていただきたいです!
2. ジョジョの奇妙な百人一首 世界(ザ・ワールド) / BANDAI
ジョジョシリーズ第1~7部の作品の中から選りすぐりのジョジョ名セリフ100首を収録!
ジョジョファンなら、絶対欲しい逸品!デザインはザ・ワールドのカラーであるゴールドを基調にし、箱や札の素材にもこだわった雅な逸品!
さらに!今回だけのオリジナル特典として、第7部に登場する鉄球をモチーフとした手首強化ボールを同梱!
さらにさらにィィィィィ! 今回はすごい!過去に発売した百人一首の1弾、2弾のセリフを収録した、PC専用ゲームCDもついてくる!
過去弾を買い逃した人も必見!!!まさにジョジョの奇妙な百人一首の世界を堪能できる内容だァァァァ!
★導入ストーリーとは違うのですが、勢いがすごかったのでご紹介してみました。
こちらはプレミアムバンダイより受注生産していたもの(現在は生産終了です)になってしまうのですが、週刊少年ジャンプで連載していた「ジョジョの奇妙な冒険」(現在ではウルトラジャンプにて連載中)作中に登場する、個性あふれるキャラクター達の有名な台詞や擬音(独特な世界感です)を上の句、下の句として利用した百人一種です。
読み札100枚・取り札100枚の計200枚の札に合わせ、また本作のファンとして有名なケンドーコバヤシさんが句の朗読をしたCDが付属します。
…そうです、完全に個人的なオススメ、趣味アイテムです。受注生産品とはいえ人気アイテムだったので、いつか復活する可能性もあるかなというところでここはひとつ…。
作品が好きな人同士で遊べば楽しめること間違いナシ! 笑いながら遊べるゲームです。意外と覚えていない台詞が下の句にくることが多く、よっぽどの人でなければ「なんだっけー、あれだよあれ…思い出せない〜〜」とぼやきながら遊ぶような感じになります。
日本古来より伝わる遊技の百人一種ですが、これも立派なアナログゲームです。厳密にはボードゲームとは違いますが、アナログゲームもとっても大好きなのです。
3. ワインと毒とゴブレット / HobbyJAPAN
こちらは1と2で紹介したゲームよりも、よりコンポーネント(コマやタイル、ゲームボードなどの付属品のことです)が充実したゲームとなります。ホビージャパンより発売している「ワインと毒とゴブレット」というゲームです。さっそく導入ストーリーを読んでみましょう。
厄介者プレイヤーのための
乾杯と毒と完璧なエチケットのゲーム!古えの王国オトラヴィアでは、誰もが王を敬愛していた。だがそれよりもっと、誰もが王になることを望んでいるのだ! 王位の継承者を変えることはそれほど難しくはないだろう。毒をほんの一滴、狙いのゴブレットに落としさえすれば……いざ、策略と欺瞞と陰謀のゲームへ!
スクリーンの背後にワインを隠し、標的のゴブレットに毒を注ぎつつ、解毒薬は確実に手元に置いておかねば……誰かは君に毒を飲ませようとしているのだ! 乾杯のゴブレットを掲げた時、そこにあるのはワインか、それとも毒か?
さて、こちらも簡単にルールの説明をします。導入にもあるように、自分が次期王位を継承するために以下2つをまずは達成する必要があります。
1. 暗殺ターゲットに毒入りのワインを飲ませて仕留める
2. 解毒薬を用いたり能力をつかって生き延びる
次に準備ですが、各プレイヤーには「暗殺ターゲットカード/ワイン×3/毒×2/解毒薬×2/王家のついたて(手元を隠します)/人物カード(さまざまな役職と能力が書かれています。詳細は実際にプレイしてお確かめください)」が配られ、1ターンに取れる行動の回数は2回で、取れる行動の種類は基本以下の3つです。
1. ワイン/毒/解毒薬をいずれかのゴブレットに入れる
2. 目の前にあるゴブレットを1つとなりに回す(左右どちらでも)
3. 目の前にあるゴブレットを1つと、いずれかのゴブレットの位置を交換する
です。ワイン/毒/解毒薬を入れるだけではなく、アクションを駆使して狙ったターゲットには毒を、自分にはたっぷりのワインが手元にくるよう調整してみましょう。
そしてそのアクションがこのゲームの面白いところで、回す/動かす/目印のマークを外す/中を覗くといったアクションをプレイヤーがとるたびに、一体どれがお目当てのワイン満載ゴブレットだったのか、毒がいっぱいなのかわからなくなっていきます。
さらにいうと、ゴブレットに付いているカラーリングはあくまで目印にしかならず、自分の色と連動しているわけですらありません。その上、人物カードの能力によってはカラーリングを外す/交換するといったものもあるので、そうなるとわけがわからなくなってしまいます。神経衰弱などの記憶力系ゲームが強い人は得意かもしれません。
★
いかがだったでしょうか。今回ご紹介した3つ以外にもまだ紹介したいものがありますので、まだまだこのシリーズを続けたいと思います(勝手に)。そして、実はトリニティと繋がりのあるあのデザイン事務所が制作したアナログゲームも存在しているのです。
…ぜひ、次回更新をお楽しみに。
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このブログを書いたスタッフ
セールス
とむ
前職ではモックアップなどの試作製作を担当。今度は受け手ではなく発信する側になりたい、と強く思っていたところでトリニティと出会う。自分の住んでいる地域から新たな製品を発信していることに感銘を受け、2017年11月よりトリニティの一員に。旅行が好きで、休みをみつけてはすぐにどこかへ出かけてしまう自称スーパーアクティブマン。
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